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スタジオマーティ講師留学校・バレエ団紹介


スタジオマーティグループ講師留学校・バレエ団をより詳細にご紹介いたします。

▼ Photos

 

竹嶋梨沙 Risa Takeshima


The Australian Conservatoire of Ballet(現Melbourne Conservatoire of Ballet 【オーストラリア】

Thuringer state ballet【ドイツ】にてインターンシップ、現在東京シティバレエ団所属


【留学を決めるまで】

 

私が留学をしたのは19歳の時。高校卒業後、大学へ進学しフランス語を学んでいました。

在学中どうしてもバレエ留学をあきらめきれず、19歳でも留学できる場所を探しました。

そこで出会ったのがACBのオーディションでした。

校長のChristine Walsh先生が実際にデモンストレーションをしながらのオーディションで、校長先生に見とれている間にオーディションが終わっていたのを今でも鮮明に覚えています。

無事に合格を頂き、2017年の1月から2年間の正規留学が決まりました。

 

 

【1日のスケジュール】

 

基本的には月曜日から土曜日までクラスがあります。

日によっても違いますが…

 

9:00~ ウォームアップ

11:00~12:30 クラシック

12:30~13:00 休憩

13:00~14:30 コンテンポラリー,パドドゥ,キャラクターなど

14:30~16:00 レパートリー

16:00~   リハーサル,オーディション用クラス,

プライベートなど 夜には自分でヨガやピラティスにも通っていました。

 

 

【学校について】

 

ACBは、プロのバレエダンサーを目指す子たちが集まる、いわゆるバレエの専門学校です。

スクール卒業後に通じているバレエ団はありませんが、就活のアドバイスやオーディションを先生たちが親身になってサポートしてくれます。 学校では解剖学を学んだり、フィットネスのクラスがあったり、クラシックバレエ以外のことも学べる、充実した毎日を過ごしていました。 毎日のクラシックのクラスでは基礎をものすごく丁寧にやっていきます。

 

時には一番で立つだけなのに10分以上立たされっぱなしの時もあったり、アラセゴンで足を下ろさずずっとキープさせられたり… とても厳しい学校でしたが、その厳しい指導が今の自分に繋がっているんだなと心の底から感じます。 また、普段から怪我をしないようにするためのエクササイズやクールダウンについても教わります。 私は2年目の卒業公演の時、本番当日疲労骨折が分かり、結局舞台に立つことはできませんでした。

 

ですがその後、リハビリを兼ねてもう一度しっかりと踊れるようになるため、

もう1年留学を延長していただくことが出来ました。 疲労骨折判明後、しばらくは松葉杖と一緒に生活していましたが、怪我した場所ではない筋肉が落ちてしまうことを防止するため怪我の間でもできるトレーニングを教わり、必死でやり続けました。

 

凄く悲しい思い出ではありますが、この怪我のおかげで今後もし怪我をしたらどうすればよいのか、防止するためにどうすべきかを学ぶことが出来たので今では良い経験だったかなと思えるまでになりました。

 

 

【留学を悩んでいる方がいたら…】

 

バレエ留学を悩むのにも様々な理由があると思います。

金銭面、年齢、日本での学歴、お教室の先生の方針…

私は19歳という一般的に見たらかなり遅い年齢で留学を経験しました。

ですが、決して遅すぎたとは思いません。

受験や大学進学など、バレエ以外にも多くの経験をすることが出来ました。

金銭面は、バレエ留学はやはり多額の費用が掛かります。

私も両親の支え無しでは留学をすることは出来ませんでした。

ですが奨学金の出るコンクールに参加したり、授業料がかからない国への留学など、

調べると沢山の留学情報に出会うことが出来ます。

とにかく私は、もしバレエ留学をものすごく悩むのであれば短期でも一度はぜひ留学に挑戦してみて欲しい、と思っています。 バレエ留学で得たものはそれだけ大きなものであり、

私にとってかけがえのない宝物です。 私の留学体験レポートはいかがでしたか?

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました♡